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さて、続きです。一日のツーリングなのに、3回に分けるほど盛りだくさんでありました。
昼飯をくう直前の休憩。田舎教会
ご覧のとおり、海沿いとは違い快晴だったわけですが、7月の乾燥した内陸の、何が怖いかって、「自然発火」ですね。
今日もワインディングでパトカーが止まっていて、「こっち来るな!」みたいなジェスチャーしてたので何かいな?とおもったら、牧場の一部が焦げてました。
で、ちょっと遠いですがヘリコプターで散水している風景も見ました。
見えるかしら。遠くにホースを垂らして飛ぶヘリコプター
ぼちぼち夕日っぽくなってきたとはいえ、そこは夏時間のサンフランシスコ近辺。まだまだ明るい。
帰宅もハイウェイで帰るのではなく、山岳ワインディングを中心にルートを組み立てます。
途中の湖。これで夕方18時
この湖を縫って走るルートも、MAD MAPお勧めツーリングルート。牧場と湖の間を抜けながら小一時間ほどのツーリング。
その道が終わってからは一旦Saratogaの都会に入りますが、またぞろ山岳地帯へ。ここまで戻って、ようやく「我が庭」に帰ってきました。いつもの慣らしコース。
見晴台駐車場で小休止。これで19時
西側に海に下りて、朝のリベンジとして、太平洋に落ちる夕日を見に行こうと思ったのですが、山頂から眺める太平洋は厚い雲に覆われており、断念することに。
写真の奥が太平洋なのですが、まあ白ボケして見えませんね。雲です。
Multi「ボチボチ帰りますか」
まあ、後はいつものワインディング(そうは言っても面白い)を北上します。途中で車が3台固まって停まっていたので、「何かいな?」と思ったら。
この絶景ですよ。
BikeJINなんかでよく「雲海を見に行こう」みたいな特集がありますが、ここサンフランシスコは雲海はめっちゃ簡単に見れます。週に何回かは出てるでしょう。ただ、ここまで綺麗なのは中々ない。
綺麗ねえ、と思ってますよね?その後100メートルほど走ると、この雲海のど真ん中に突入したわけですよ。
いきなり冷蔵庫に突入したような寒さ。ヘルメットのシールドを、水滴が流れ落ちる
Multi「アカンって、これ。30メートル先見えへんやん?」
ということで、最後にきて10度以下になるような霧のワインディングに突入でした。こんだけ濃い霧に突っ込んだのは初めてですね。寒いは見えないはで大変でした。
ちゅうことで、朝の肌寒い太平洋から始まり、灼熱の乾燥オフロードを経て、五里霧中のワインディングまで、一日で四季を満喫できるツーリングでありました。
走行距離は400キロも行ってないですねえ。
色々あって、カリフォルニアはやはりバイク天国です。
こういう道を走るには、やはりMulti or GS1200のようなデュアルパーパスが最高ですね。
でも、もっと重要なのがウェアですね。これだけの寒暖の差を一着でこなせるRev'itのカイエンプロ買ってよかった。
(BMWの純正ウェアのほうがやや機能性と発色がいいですが、高いしねえ)