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日付は前後しますが、先日リアブレーキの清掃を実施しました。
というか、その前に「なめて」しまったリアブレーキキャリパを留めているボルトを、日本で購入してきたバイスプライヤーで外す作業をしたのですね。
憎っくきなめたボルト(右下のほう)
これを外すために5,000円近くもするバイスプライヤー買ったんですよ。
それと、取り替えるステンレス製のテーパーボルトも
サイズが分からんかったからイチかバチかの購入でした
サイズは無事合っていたようです
「お父ちゃん、がんばりやー」
パグの応援を受けております
頑張ってバイスプライヤーで回そうとすること、数十回。いや数百回か?
まったく回る気配がありません。方向的に、ボルトの頭から挟みにいくしかないので、挟める面積も少なく、辛いです。
「暖めればいいのでは?」とも考えましたが、我が家にはヒートガンも無い。
で、何をしたかというと「ライターでボルトの火あぶり」ですね。
551が燃える匂いがガレージに充満しただけで、何の変化も起きなかったことは、ここに記載するまでもありませんね。
まあ、ぶっちゃけ「やっぱりバイク屋持っていくかー」と諦めかけましたよ。
でも、せっかく買って来たもう一つの部品である、Kokenの六角でもう一回チャレンジしたんですよ。
「見事に外れました」
やっほう
左から純正通常、純正ライター火あぶりの刑、ステンレス製のテーパー型
要するに、ほんのちょっとだけチェーンが邪魔した関係で、斜めに六角が入っていて、それで回し切ったからなめたんですね。
でも、精度の高いKokenの六角で、真っすぐに入れてまわしたら外れてくれました。
本当に、「下手なメカニックほど精度の高い工具を持つべき」、っていうのは事実ですね。
流石日本製工具だ。万歳Koken
ようやっと通常のキャリパー掃除に入れますが、しかしまあ整備性が悪いなあ。
なんで片持ちの支えている方の、しかも下のほうにキャリパがついてるんですか?
片持ち逆の右側の上につけておけば、直ぐ掃除できるじゃない。
馬鹿ですか、イタリア人は。
「ええ、馬鹿ですが何か?」
久しぶりにピストン回しの出番でしたが、結構固くてちょっとしか回りませんでした。
また変な事して傷口が広がると怖いので、あまり奇麗さにこだわらず終了させました。
シリコングリスを塗る、筆があるのがアイデアだと思いません?
外して面取りしたパッド。しかし、効かないリアブレーキだよねえ
因に、前回と同様、パッドピンはハンマーで逆から叩かないと抜けませんでした。
理由はΩみたいな形をしているバネのせい。
ウェブサーフィン情報によると、「取っても問題なし。レースの時は必ず取る」ということなので、もう付けないでおきました。
こいつだよ、悪い奴は。蜘蛛みたいやね
まあ、やらんでもエエような掃除を2時間かけてやってました。
毎週毎週ガレージ前の地べたに這いつくばってバイクいじっている日本人を、隣のアメリカ人はどうおもっているんですかねえ?