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Wednesday, December 29, 2010

日本のバイク雑誌はいいですねえ

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正月は日本で過ごすために帰国しているのですが、やはり日本はバイク天国ですねえ。
販売台数は全盛期の10分の1とか言われていますが、それでも巷にあるバイクショップとバイク雑誌の充実度は世界一だと思います。対人口比でのバイク好き人口比率だと多分イタリアのほうが上の気がしますが。

さて、本日は定期購読しているBig Machineとバイク人のうち、バイク人を買ってきて風呂入りながら読んでいたのですが、気になった記事をひとくさり。

トレンド予測という記事の一発目が、Sport Utility Motorcycleの流行というもの。そうですね、まさに私はそのど真ん中にいます。BMW 1200GS、Yamaha SuperTenere 1200、そして我がDucati Multistrada 1200、更にはKTM 990Adventure、まだ未発売のHonda CrossTourer,,,
何せ楽チンな姿勢の上に、排気量もあるので加速も問題なし。ちょっとしたオフなら走れる走破力もあるし、荷物積載も容易。バイクに便利を求めるのは理にかなっているのかどうか不明ですが、一度乗ったらその便利さはやめられませんからねえ。
もっとMultiのアフターパーツが安価で提供されるのを願います。

続いて気になるのがDaineseが発売予定のワイヤレスエアバッグ。こけて鎖骨と肩甲骨を折ったことのある私としては、エアバッグ付のHit Air製品を買おうと悩んだこともあるだけに、これは是非安価で出して欲しいですね。Daineseだとスタイルも格好いいし。

その次はツーリングタイヤとしてミシュランのPilot Road3が出るかも、というもの。2は以前はいていたことがありますが、耐久性と接地感覚が見事で超お気に入りでした。今のMultiはピレリのスコーピオンというMulti専用タイヤを履いていますが、次はこれかなあ。

年明けは、ライコランドで3日間15%オフセールがあるらしいので、ごっそりバイク道具を購入して帰国したいと思います。

そういえば、カウルを装着するために必要な、精度の高い3ミリ及び4ミリのヘクサレンチを近所のアストロプロダクツで買ってきました。一個800円くらいするKoken製。高いやねえ、、、ついでにスピンナーも購入してきました。こいつも900円。高いやねえ、、、でも、工具は高いものを買っておかないとねえ。

とりあえず、これでトルク管理しながら3ミリヘクサでカウル装着ができるので、帰国してから分解してあるMultiのカウル取り付けを失敗する確率が減りました。少なくとも、過トルクでボルトねじ切るという心配だけは回避できそう。それ以外にしくる可能性は当然ありますが。

後は、ナビの電源を取るための配線処理について店のお兄ちゃんに質問してきました。ギボシをかしめるために専門工具が必要らしく、これがまた5000円以上するらしい。
ちゅうか、バイク電源の処理でギボシをかしめる専門工具って、もうめっちゃハードル高いメンテナンス/カスタム領域に入ってきている気がします。単純に配線ねじってその上から絶縁テープで巻いただけではアカンのやろうか、、、
正月あけて、ライコランドで聞いてこよう。

Sunday, December 19, 2010

Multistrada 1200 解体中

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さて、このバイクは何でしょう?(ヒント:Multistrada 1200 )


見事にカウルが外されておりますよね。
そして、それら外されたカウルがどうなっているかというと、、、

部屋一杯に並ぶカウル達


なんでこんなことになっているかといいますと、山城のCR-1でコーティングをするためです。カウルが一部重なっている部分があるため、興味本位もありカウルを先週末に外しました。その方が塗りやすいと思ったから。

で、これがやり始めたらめっちゃ大変。何が大変って、ヘクサレンチの3ミリで大量に留っているいるのですが、そもそも3ミリを持っていなかった。L字のものはあるのですが、それだと力が足りないようで、回らない。
「なんで3ミリのヘクサがこんなに固いねん?」と文句良いながら、近所のHome Depotまでヘクサを買いにいきました。ラチェットに入るやつ。

で、外してみたら固い理由が明らか。なんと、3ミリのヘクサ全部にロックタイトが塗ってありました。しかもご丁寧に「赤」

なんでカウルつける3ミリヘクサにロックタイトの赤が必要なのか、Ducatiを小一時間問いつめたい。
おかげで、2つほどねじ穴舐めてしまいました。工具を買うときは安物は買ったら駄目、という基本中の基本を忘れていました。お陰で$7ほどするナットを4つほど注文するはめになりました。

そんなこんなで一悶着あったのですが、ここからはCR-1の塗布作業。

Saturday, December 18, 2010

Multistrada 1200 マニュアル入手

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「注文してたMultistrada 1200のマニュアルが届いたから取りにこい」という連絡を受けて、Hattar motoまで取りにいく。生憎サンフランシスコ地方は雨である。車で行くが、どうしてもゴールデンゲートブリッジの手前の市街地で渋滞する。よって1時間はやっぱりかかる。
遠いなあ。

Ducati側

とりあえず店内をぶらつく。いい感じでしょ?まあ、日本の高級ディーラーっぽいといえばそれまでですが。

Triumph側

端っこに映っているのが、私と値段交渉したBill親父です。渋い声のナイスガイですね。英語も聞き取りやすいし。このおっちゃんの勧める保険にも入りました。
奥にズラッと並んでいるのはDaineseですね。Sale品もあるので、日本より相当安いです。


Multistrada 1200の赤一杯

こんなに赤ばっかり揃えてどうすんだと思いますが。しかもツーリング仕様ではなく、カーボン仕様が多い。そうかなあ、カーボン買うかなあ。カーボンシールでええやん。


フランス人によるMultistrada 1200 ロングツーリングビデオ

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フランス人によるMultistrada 1200 ロングツーリングビデオ


このおっちゃん。前にVFR1200でフランスからダカールまでツーリングしているビデオもありました。フランスでは有名なライダー兼ライターなのかな?

とりあえずMultistrada 1200のオフロード走破性にはびっくりです。テクニックもあるんでしょうが、本当にオフロード走ってますね。牧草地を駆け上がる姿とか驚愕です。

いちいち小ネタがあるビデオですが、フランス人ってこんなんなんですかね?

ともあれ、フランスのどの地方なのかはフランス語が分からないので不明ですが、景色いいですねえ。丘陵地帯って日本には北海道くらいしかないですからねえ。
アップダウン&ワインディングで、しかも森林ではなく草原なので見渡しが良い。

私が走ったことがある道Top3に北海道のナイタイ牧場があるのですが、それと同じような爽快感なんだろうなあ。

よくよく見ると凄いサスペンション動いてますね。足長バイクですからねえ。しかしあんだけ動くと酔いそうな、、、


今日はとりあえずヘルメットとGIVIのパニアケースを夜な夜な「花咲かG」で磨きました。
磨き過ぎで指が痛い。

ちなみにYoutubeから直接動画を貼付けるやり方も今回初めて発見しました。

Thursday, December 16, 2010

盗難警報装置を自分で装着できるかとっても疑問

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妻からバイク荷物が届いた。頼んでおいたY's gearのSP-2が入っていた。

部品はこんな感じ

説明書を見て困った。
ポン付けできると思っていたが、一部配線を剥いて結びつけ、そのあとかしめる作業があるらしい。
しかもその剥く配線はバイクによって違うので、どれを剥いたらいいか分からない。
なにやら、バイクの電源を入れると通電するラインと書いてあるが、いったいそれはどれなのか?

注文してあるMultiのマニュアルは入荷しているようなのでこの週末取りに行く予定であるが、果たしてそれで分かるのか?電装系はこれまでいじったことがないのでとても心配。

ディーラーにお願いしようにも、説明書全部日本語やし。しかもこれつけるとDucati Warrantyの対象外になる可能性もあるし。ご丁寧に「日本以外では電波基準が違うため違法となります」とか書いてあるし。

やっほーな感じですねえ。

Sunday, December 12, 2010

Multistrada 1200による2回目のショートツーリング Pacifica

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今日も今日とて、朝7時に起きて、「晴れていたら朝日を見に海岸線までツーリングだ!」と思っていたのですが、生憎の曇天。またかよ。

とはいえ、今日は午後から洗車の予定なので、出かけるなら午前のウチ。っちゅうことで、9時くらいには出かけました。

昨日最後の風景を撮影した貯水池まで行ったのですが、やはり曇天。
曇天ちゅうか、五里霧中やね。

今日はこの貯水池沿いを南下するコースの予定でしたが、日曜日は「自転車専用道路」になっており、バイク通行止め。うぬぬ。

仕方が無いのでまた山を越えて太平洋岸に出てみたら、これが大当たり!
詳細はページを折り返して、写真と地図と共にお伝えしたいと思います。


Saturday, December 11, 2010

Multistrada 1200による初のショートツーリング Half Moon Bay

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無事、初のショートツーリング(100マイルくらい)を実施することができました。
様々写真を撮りましたが、地理的にグーグルマップに撮影ポイントを置くと下記のとおり。
グーグルマップ


そして、走ったルートは

View Half Moon bay short touring on 12112010 in a larger map


以下、結構たくさん写真を撮影したのでご紹介。

Multistrada 1200のアフターパーツYoutube動画

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週末の快晴を心待ちにして朝7時に起きたのに、曇天。道は濡れている。
仕方がないので、またウェブサーフィンしてました。一回もやったことが無いのでYoutubeの動画をダウンロードするやり方を勉強したり。

ちゅうことで試しに動画を一個張ってみます。これはシアトルにあるアフターパーツメーカーのMultistrada 1200完全仕様の商品説明動画。AltRiderというショップです。



中々良いと思うものもあり、少々ごついと思うものもあり。
実は前から持っているGiviのパニアをMultiにつけようと思うのですが(純正を買うと高い)、Giviから出ている設置台と、このショップのものとどっちが良いか思案中。こっちのほうはひょっとしたらつけられるGiviの商品が選ばれてしまうかもですが。モノは動画に出てくるリアキャリアです。もうちょっと部品をつけないとパニアは引っ付かないですが。

ちゅうことで、曇天が続きそうなので、満を持してこれからバイク乗りに出かけます。

Friday, December 10, 2010

I'm ready to enjoy Multstrada 1200! Finally...

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水曜日に一回落ちた車の免許の実技を無事終了しました。
11月のウチに、バイクのほうは週末二日の缶詰教習で終了していたので、無事車とバイクの免許を取得完了しました。

日本で15年もバイク歴があるのに、またぞろ教習を受けないといけない事実はちょっと面倒ではありました。が、安全運転教習を兼ねているようで、それを受けていると保険がちょっと安くなるということと、一発試験のためにはどっかでバイクを調達せねばならず、レンタルバイクは「大陸横断用ハーレー、一日$150」みたいな奴しかないので、結局教習にした次第。

そして車のほうは、8年間にミズーリ州で取得したときと同じ位簡単だと舐めていたら、一回落ちました、、、
一発でアウトの項目「縁石に車輪接触」をしてしまったので仕方ないのですが、それ以外にも「止まる必要の無い踏切で止まっている」と言われました。日本だと一時停止で左右確認ですが、アメリカでは15マイル以下で徐行なのです。止まると、後ろの車が追突してくる可能性があるとのこと。確かに、後続は徐行を想定しているのですから、こっちが止まるとまずいですね。

Thursday, December 9, 2010

Hattar Motorsportsご紹介

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本日は、私がMultistrada 1200を購入したディーラーをご紹介。
Hattar Motorsports

上記リンクは、そのお店のfacebookページの1枚。実際のリンクは右端のリンク欄からどうぞ。
英語ですが読んでいただければ分かるとおり、2010年のセールスで、
Southwest Region - Platinum Top Sales
North America - Gold Top Sales
ということで、全米でトップセールスのディーラーです。(Southwest Regionがどこまでを含むか不明ですが、アメリカで1番なのにSouthwestで1番じゃないとすると、可能性としてはカナダが含まれている?)

バイクは特に「どこで購入したか?」が後々のメンテナンスとかで重要なのは、洋の東西を問わず重要。日本でも、日本車と外車に関わらず重要。
皆さんも、購入したのと違う店に修理に持っていって、「これはウチで購入されました?」と聞かれた嫌な思いでの1つや2つはあるはず。

しかし、物売っている商売しているくせに、お願いにきたお客さんに「ウチで買ったんでなければ、大したサービスはしないよ」とも取れるあの対応はなんなんでしょうね?文化としてのバイクを、売る側としても壊していると思います。
乗る側としても、馬鹿なレーサー気取りが峠を走り回るので、ひょっとしたら伊豆スカイラインが二輪車通行禁止になるかもしれないような事態が起こる訳です。
もっと、文化としてのバイクを大切にして欲しい。

脱線しました。

上記のとおり、幸運にも1時間程度の所にこんなディーラーがあってラッキーでした。アメリカの標準的なカスタマーサービス(サービスとはとても呼べない)に比べれば、この店のサービスは段違いに良いです。
デリバリーに来たおっちゃんも、「君は遠くにいるけれど、Multistradaのピックアップとデリバリーは無料でやってあげるって、伝言を受けた」と言ってくれました。
店は25マイル以内であればフリーで輸送してくれるのだどうですが、私はその倍は遠いところに住んでいる。でも、特別な「日本人のお客様」というのもあるのでしょう。サービスしてくれたようです。とっても嬉しい。

それでも、やっぱり「アメリカやのう」と感じるメールが下記。
Multistradaを購入したときに、フロントサスペンションを調整するDucati Performanceの部品と、後からメンテナンスマニュアルを注文しておいたのですが、来たメールが下記。

Tuesday, December 7, 2010

次回メンテナンス関係 備忘録

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そういえば昨日慣らし運転をしていて気がついたこと。

フロントブレーキをかけて、止まる直前くらいまでスピードが落ちると、キャリパからハンドルへ「ぐりぐり、ぎぎぎ」という軽い振動が来ます。
これが、ABSのせいなのか、単純にブレーキパッドの面取りができていないからなのかは不明。注文しているマニュアルが来たらトルク管理の数字が分かるので、一回キャリパを外して面取りして見よう。

あと、納車されたときのWalkthroughで気がついたのですが、リアサスペンションのプリロード調節には、どうやらカウルを外さないといけない模様。車載工具のフックレンチが入る隙間が見えない。
なんだかなあ、とっても面倒ではないか。これがオーリンズだったらなあ、、、工具いらないのに、、、

とりあえず一回目のオイル交換はディーラーにお願いする予定なので、そのときにプリロード調整して、サグ出しを前後ともしてもらおう。サスペンションをいじるのは楽しいねえ。
ただ、前述のとおりフロントフォークは50mmパイなので、完全分解メンテナンスのときに使うシールプッシャーに、そんな大きなサイズがあるか不明。
少なくとも日本のアストロプドダクツには46mmまでしか販売していなかったと思う。

今ウェブサイトみたら48mm - 54mmをカバーするのが売ってました。


しかし、過去にフロント正立フォークの分解に失敗し、YSPに車両を持ち込んだ経験があるので、ここは慎重にやらねばなあ。しかも今回は倒立だし。まあ、まだ先の話ですが。

Monday, December 6, 2010

夜な夜な慣らし運転

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今日は早めに帰宅できたこともあり、21時から1時間ほど近所を慣らし運転する。

慣らし運転は、4000回転以下と決めているが市内だけではなくできればアップダウンがあるところでサスペンションの慣らしもしたいところ。
幸い、家から20分ほど西に行けば山っぽくなるので、そのあたりをウロウロ行ったりきたりすることにする。
因みにその山を西に越えれば太平洋到着。30分ほどでそれは見事な太平洋ビーチに到着です。

夜中なので飛ばせないかと思いきや、そこはアメリカ。街灯は無いものの、それなりに開けた適当なワインディングロードがあったので、45マイルの最高時速制限程度で同じ道を行ったりきたりしてみる。


[良い点]

1.しっかり動くサスペンション
私のはスタンダードモデルで、残念ながらサスペンションはオーリンズではないです。が、スタンダードでもストロークが十分あって、ギャップをうまくいなしてくれます。結構サスペンションのレベル高いです。
フロントはマルゾッキの50パイ。そんな大きいパイのバイクって当然乗ったこと無い(そもそも他に見たこと無い)のですが、しなやかです。
リアはザックスですが、今のところ特段の感想は無し。フロントもリアもまったく調整していないので、いずれどこかで調整表を作りながら調整するのが楽しみ。そのためのフルアジャスタブルだもん。

2.思ったより少ない振動
家で出発時にエンジンをかけるときは、迷惑になるので少し外の道まで押していく遠慮をしているのですが、思った以上の振動は少ないです。Ducatiだからと、構えすぎていたのでしょうか?
4000回転以上を回していない現状ですと、前に乗っていたYamaha FZS1000と同じくらいか、むしろ振動が少ないくらい。まあ、前者は2003年モデルですから、4発マルチといえども2010年モデルよりはやはりエンジンが傷んでいたのでしょうか。


[悪い点]
1.思った以上に指先の寒さを軽減しないハンドルガード
あれだけ大きいハンドルガードがついているので、指先の寒さは全然大丈夫で、グリップヒーターなんかいらない、と思っていたのですが。現実は、今これを書いている段階でまだ指先が寒さから回復途中です。
私はグローブはホンダのゴアテックスの良いやつを使っているので防寒は結構大丈夫と思っていたのですが、厳冬期はやはり中にもう一つ手袋が必要そうです。

2.低速走行時にガタつくウインドシールド
低速だと立て付け部分がガタガタ言います。高速になるといわないのは、風圧で押し付けられているからと想像。どっかで原因特定してクッションでも詰めますかね。


5速、50マイル(80キロ)、4000回転くらいで巡航していると、振動も少なく快適です。そこから回転をあげるのは慣らしが終わってからのお楽しみ。基本的にDucatiの2気筒は「回してナンボ」のはずなので。
とはいえ、ちょっとだけ6速にも入れてみましたが、5速と6速の間のギア比は小さいのか、あまり差を感じません。というより、6速に入れるだけのスピードを出す自信が私にはありません。
こういうのを見ると、やはり身に余るバイクだなあと思いますね。Multistrada12000の実力を、私では発揮してあげられない。

そういえば、5速から6速へシフトアップするときのギア抜けして、回転が一気に5000回転を大きく超えたトラブルにはビビリました。こういうギア抜けがあるのが、やっぱり「外車」だなあと思いました。日本車ならありえないでしょう。

2010年モデルは、5000回転付近で加減速を迷うエンジン(英語では、しゃっくりすると言われている)の症状が報告されており、これはDucatiによる無料修理の対象となっています。
具体的にはECUのマッピング変更なのですが、購入する前に「そのアップグレードは実施済み」と聞いていたのですが、デリバリーしてくれたおっちゃんいわく「ECUのマッピング変更を後から連絡すると、メンテナンス部門に言われた」と伝言されました。
なんだかなあ。やったのかやってないのか。それとも2度目なのか。

まあ、どうせまだ5000回転まで絞ってないから別にいいですけど。

Sunday, December 5, 2010

Multistradaがくる前に揃えたもの

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そういうわけで、無事Multistradaが納車されたわけですが、日本で購入した以外にもアメリカで購入したものがあります。


まずはアメリカでは定番のナビゲーションシステム
Garmin Zumo 660


こっちには定番「ツーリングマップル」は当然存在しないわけで、車と兼用できるこいつを購入しておくことは結構重要。万が一道に迷うと、地理感&土地感が無いので帰って来れないどころか、ヤバイ地区に入っても大変なので。


さらに、アラーム付きディスクロック
Xena XX14


気軽に町中に駐輪できないと思うので、これもマストアイテムです。


さらに、頑丈なくさりのロック

ABUS GRANIT PLUS 37/80 lock


日本だと5万円とかするかも。超ぼったくりですね。欲しい人がいたらこっちで買って送ってあげますよ。船便ですけど。

最後はバッテリー充電器

こういうものを買うのは初めてです。これまで乗って来た日本製のキャブレター車では全く必要性を感じなかったので。
ただ、この頃のバイクは電装部品が盛りだくさんなので結構日本製のバイクでも必要なのかもですね。Multistradaには、ヤマハの警報機と上記のナビゲーションをつけるつもりなので、バッテリーが上がったら大変。
Ducati純正ではなく、こいつにしたのは、実際にバイクを購入したHattar Motorsportsでもこいつを使っていたので。「指しっぱなしでいい。適当なところに来たら自動調整するから」と説明を受けたので、こいつにしました。Virgin Ducatiのサイトでも評価されていたし。


ちゅうことですが、こういう備品関係は、車両が納入される前に購入していました。
もっと言うと、どの車種にするかを決めていない段階から購入していました。なので、汎用性が高い装備品になっています。



納車、しかし楽しむことあたわず

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無事、Multistrada 1200が納車されました!
まずは正面からの画像を。





続いて、左右の画像。





アメリカ仕様ですので、日本の皆さんには申し訳ないですが、150HPのフル馬力仕様です。
もっとクリーンな排気ガスを予想したのですが、それなりの匂いがします。

ご覧の通り、「盗難の心配が高いアメリカなので、保管は絶対ガレージ内!」と決めていたので、ガレージがある部屋を借りています。おかげで家賃も高くて困りますが、盗まれることを考えたら絶対にガレージ保管です。マンションのような地下ガレージでもイタズラの可能性があるので、絶対個室にこだわりました。おかげで部屋探しにとっても時間がかかりました。


さて、無事納車されたのが12月3日の金曜日なので、週末は西海岸の散歩道を慣らし運転と行きたかったのですが、あいにくの雨模様。
ほぼ新車(実際はデモ車なので155マイル走行。おかげで割引あり)なので、まずはガラスコーティングをして、奇麗にしてから乗りたいのです。

ガラスコーティングはこちら。山城のCR-1 Personal
当然日本でしか販売していないので、まだ日本にいる妻宛に通販で購入して送っておいたのですが、ここで問題が。
昨今、イエメンからのアメリカ向け郵便物に爆発物が仕込まれていたため、日本の郵便局から空輸で荷物が送れなくなっていました(現在は復帰している模様)。
一緒に購入した、ワイズギアの盗難警報機SP-2と、円陣屋至高のチェーンオイルCPOとまとめてヤマト運輸の空輸でちゃんとインボイス書いて送ろうとしたら、妻から「配線一杯の警報機に、オイルの組み合わせは、どう見ても爆発物っぽくて送れないかもしれない」と言われました。

確かに、引っかかって無駄な時間がかかるのもいやなので、警報機以外を送ってもらうことにして待っているのですが、昨晩電話したところ、何やら食べ物も一緒に梱包したらしく、しかも馬鹿正直にインボイスに書いたらしいので、成田で止まっているとのこと。
いらんことせんでエエのに、、、しかも送った食べ物って柿ピーらしい、、、
まあ、妻も善意でやっているので仕方ないのですが。

ということで、週末は雨模様、ガラスコーティング材も来ないということで、夜に50マイルほど試乗しただけでした。

しかし、ハンドリング軽いですねえ。ぱたんぱたんと寝てくれます。まだ市街地をうろうろしているだけですが、来週末にはサンフランシスコ郊外の山と海のとっても風景のいいアップダウン&ワインディングを走る予定。

よだれが出そうに楽しみです。

Sunday, November 28, 2010

Ducati Multistrada 1200に至る経緯 (3)

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そういう訳でDucati Multistradaに照準は絞ったものの、どこで購入するかも結構大きな問題。
住んでいる近所では、San Francisco市内に1つと、ちょっと南下したSan Jose近辺に1つ。どっちも見に行きましたが、まあこんなもんかなあというお店。
ところがfacebookでフォローしていたDucatiオフィシャルサイトで、北上すること1時間程度のところに、全米でも売上Topを毎年争うほどの大きな店があると知り、休日にドライブをかねて訪問してみました。

そのお店は、Hattar Motorsportsといい、ウェブサイトはこちら。
http://www.hattarmoto.com/

聞くところによると、オーナーはなんと28歳! 昔(といってもつい最近でしょうが)オランダでプロサッカー選手をしていたそうです。何か、すごい変わった成り立ちのお店。
ただ、ウェブをご覧頂ければ分かるように、すごい凝った作りの大きなお店。ウェブコンテンツもオーナーが手作りなんだそうです。他の店の素っ気ない店とウェブの作りに比べて、この店の特別さが伺えます。決して交通の便が良いわけではない(というか、車でしかいけない)ところにありながら、全米トップの売上を競う理由も分かろうというものです。
看板犬も店内を散歩する、とっても良い雰囲気のお店。

結局、紆余曲折はあったものの、ここで走行距離155マイルというほぼ新品の2010モデルのMultistradaを購入しました。
奇しくも購入日は、Thanksgiving明けの「Black Friday」と呼ばれる、全米上げて小売業者が安売りをする日。
残念ながらバイクにはそのような「もってけ泥棒!」プライスはありませんでしたが、約10%の値引きをしてもらったので、税金分は得したような計算です。

納車は週明けの火曜日です。1時間も離れたショップなので、運んでもらう予定です。
バイクのために車庫がある家を借りるくらいのめり込んでいるので、今から納車が楽しみです。

Ducati Multistrada 1200に至る経緯 (2)

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さて、そういう訳でバイク探索が始まったわけですが、FZS1000にはGIVIのトップケースと、RSタイチのサイドバッグをつけて、テントとストーブを積み込んでキャンプツーリングを楽しんでいた私にとっては、「次はマルチパーパスモデル」であることは間違いないところ。

そうすると、当然の選択肢として、BMW R1200GS、Ducati Multistrada 1200、Yamaha Super Tenereが上がってくるわけです。当然、全て試乗はしました。MultistradaとSuper Tenereにおいては、奇しくも同じ竹芝近辺で開催された「お披露目会」にもちゃんと応募を出して当選し、見に行ったくらい積極的に調査していました。

乗り心地としては、やはり「日本車」の安心感があるSuper Tenereがベスト。他の2台と比べるとまるで電気自動車のごとく振動が少ない。GSは結構タイヤが細い印象。完成度合いは、その販売台数が証明するように高いんだろうなと思いました。
この2台に比べて、Multistradaは「振動がでかい」「音が大きい」というのが第一印象。

まあ、Ducatiにとっては当たり前の事象なのでしょうが、今までDucatiなんて購入の選択肢に一度も考えたことがないバイク人生だったので、「これって、これで完成品なの?」と思ってしまうくらいでした。
ただ、そのデザイン性。これだけはイタリア人に脱帽でした。ちょうどMultistradaとSuper Tenereは同じくらいの時期に市場投入のプレスリリースがあったのですが、Multistradaは一目惚れでした。それに比べて「ヤマハ、もっと頑張れよ、、、」と思ってしまった記憶があります。

そういう訳で、せっかくアメリカにいて日本より安い定価で買えるし、今なら円高だし、ということでMultistradaにすることにしました。簡単に書きますが、本当に延べ日数で1ヶ月以上はかけた検討結果です。(24時間×30日という意味です)

それくらい悩んだので、「もう、いい加減買ってもいいだろう」と思ったわけです。

Ducati Multistrada 1200に至る経緯 (1)

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2010年8月に青天の霹靂でSan Franciscoに駐在することになったわけですが、私生活で困ったのが「現地でバイクをどうするか?」でありました。

当時乗っていたのはヤマハのFZS1000。2003年モデルを中古で購入したのですが、とってもお気に入り。サスペンションがフルアジャスタブルなので、私に初めてサスセッティングの重要性とその楽しさを教えてくれたバイクでした。

駐在にあたってFZS1000を持って来れるかどうか、日米の輸出入業者やヤマハ日本とアメリカ、アメリカの政府公認排ガス調整業者に聞いたのですが、どこも答えは「無理です」でした。
特に私が居住するカリフォルニアは、全米でも突出して排ガス規制がきつく、「他の州で購入したバイクを、カリフォルニア州では登録できない」という事態が起こりうるのです。その事実は、カリフォルニア州のDMV(日本で言う公安委員会)のウェブサイトにもきちんと記載があるのです。

なので、愛着があるFZS1000を手放さざるを得なかったのですが、さて、売却してからアメリカで次のバイクを何にするか?

幸いにも、今は$1=80円にもなろうかという円高の時期であり、日本ではとても高くて買えないBMWやDucatiと言った「外車」が手の届くところにある。

ここから私の「次のバイク探索」活動がスタートした訳です。

日々旅にして旅を栖とす

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本日よりSan Franciscoより、Ducati Multistrada 1200の情報を中心に発信していきたいと思います。
たまには海外生活の私的な事項も記載するかもしれません。

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