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この投稿をあげるまで、紆余曲折あったのですよ。盗難警報機SP-2の取り付けには。
まずは「エンジンをオンにしたときだけ通電する回路」を探すのに手間取り。
Facebookでライダー仲間に、「どうやって探したらいいですか?」って聞いて、教えてもらいながら実施。
そして、その時点でどうやら回路接続をミスって、ヒューズ飛ばしてました。(後から分かったのですが)
それに気がつかないまま、「無理です。助けて!」って言ったら、ライダー先輩が助けてくれるというので、次の日にお宅にお邪魔しました。
これまた、プール付きの一軒家でして。なんか、もう、こっちで知り合う日本人は「一体いくら金持ってるんだろう」っていう人ばっかりです。
閑話休題
Read moreから続きます
とりあえず朝の10時にお邪魔して、カウルばらして準備します。で、電流テスターもってきて電流確認してもらったのですが、やはりエンジンオンして通電する回路が死んでいるようです。左斜め前のカウルの中にあるヒューズには問題無し。
「なんでだろうねえ?」「回路図ある?」と言われたので、Dropboxに保管していた正規マニュアルをPCを起動して見に行きます。やはり、Dropboxにこういうの資料やデータはあげておくべきですねえ。バイク屋とかでも相談するときに便利です。クラウドの恩恵。
で、私には全く何も分からない回路図を見ながら、「バッテリーの近くに赤黒配線きてるはず」って言われて、探しました。ありました。
で、そのすぐ後ろにもう1つヒューズボックスありました。開けます。通電確認します。
「ああ、やっぱり一個ヒューズ飛んでるよ」
なるほど。なんで飛んだんだろう。
「昨日、教えてもらった回路を試しているときに、盗難警報機つなげずに赤黒配線そのままつないでエンジンかけたんですけど?」って言ったら、
「そりゃヒューズ飛ぶねえ。当たり前だねえ」って怒られました。
その後、オームの法則とか、色々言われました。そういえばそんなのありましたね。
ともあれ、通電しない原因は分かったので早速ヒューズを交換します。その人の家にはヒューズの在庫も沢山。というか、そもそも道具一杯。エアコンプレッサーもあるし、ヒートガンもあるし。なんじゃこりゃ。
で、聞いてみたら「大学時代は自動車部で、メンテばっかりしてた」「学部は工学部の燃焼系専攻」だったそうな。ああ、どうりでお詳しい。
ぶっちゃけ、私は「見てるだけ」な人でした。
先にお願いもしていなかったけど「ついでにやっとくか」で、ナビ配線を奇麗に接続。
いままではバッテリー直配線でしたが、あるべき配線に変更。
しかも、ご丁寧にヒートガンでヒートシュリンク処理
そして本題の盗難警報機SP-2。あまり写真は掲載できませんが、「電気を盗む」部品も多数お持ち。配線剥く工具も当然お持ち。私がカッターで1時間かけて削った作業が、わずか5秒。
タイラップによる、丁寧な処理
ちゅうことでまるでバイク屋みたいに奇麗に仕上げて頂きました。
その後はSanta Cruzあたりの山道を走りにいったのですが、これまたひどいしごき。
先輩は平な道専用のハーレーに乗っている。こっちは世界の道を走破するMultistrada 1200。
選んだ道はバンピーで、穴ぼこ一杯の片道1車線ワインディング。ブランドコーナー一杯。
そんな道で、ハーレーに置いていかれるMulti、、、
めちゃ速いー。むりー。おいていかないでー
冷や汗かきながら1時間程走って、15時ごろ解散。へたって帰ってから、再度アラームの確認をしたのですが、どうもリモコンがうまく作動しない。それと、傾斜センサーの感度が鈍い。
何回も何回もやったのですが、改善されないので、次の日にワイズギアに電話しました。
そしたら、「調べるから送り返して」と言われ。。。。マヂ?
ここまでやったのに。
で、また次の日電話したら「海外に持ち出したんですよね?じゃあごめん。ワランティー対象外」と言われ、、、、
自力で直すしか無くなったのですが、その時にワイズギアのおっちゃんが「リモコン、リセットした?」って言うので、リセットしてみました。
見事動くぢゃないですかあ、、、
ということで、苦労はしましたが、無事盗難警報機が取り付いております。
腹立つ事に、我が社のサンフランシスコオフィスの駐車場は、月極パスを持っているにもかかわらず「バイク駐車禁止」なんですよ。なので、路上駐車するしか無く。
アメリカみたいな治安の悪いところで路上駐車するのに、この警報機は絶対必要なんですよね。
後は車輪ロックのほうもXenaの警報機付きだし。更には巨大なチェーンも持ってるし。
これで、晴れた日にはバイク通勤できる予感。