にほんブログ村
遅れましたが、とうとうやって来たオフロード一泊キャンプツーリング。
雨で一週間ずれましたが、幸いにも翌週は晴れてくれたので決行しました。これを逃すと、雨期が終わる半年後まで無理っぽかったので良かったです。
(寧ろ「行けなくて、オフロードを奇麗な車体のまま諦められたほうが良かった」、とかいう議論は無しの方向で)
ナビをとりあえずオフロード出発点のキャンプ場に合わせて、朝10時に出発。途中の5車線ハイウェイは、バイクを巻き込んだ衝突事故で渋滞中。救急車の後を追いかける普通車を三台くらいはさんで、一番左車線を進みます。怖いねえ、巻き込まないでね。
そして、2時間程して気がつきました。「あれ、これってNapaに向かってないかい?」
そうです。あの有名なナパバレーのワイナリー集合地帯を突っ切るコースになっていたのです。知らんかった。
ということで、素敵な町でコーヒーを飲んだあと、ワイナリーをぶらぶら。見学はしてませんが。
無名なワイナリー前で一枚
まるでフランスツーリング
ワイナリーに映えるMulti
丘の上からワイナリー一望
思いのほか観光地渋滞で時間はかかりましたが、ワイナリーを抜けて、山岳地帯へ。
これまた、いままで経験したことがない「湿気が多い」山岳地帯でして、日本を少し思い出しました。初めて左足ブーツをカーブですりました。
ということで、最後のガソリンスタンドで、本体満タンと、ジェリ缶500ccにガソリンを入れたあと、キャンプ場へと舵を切ります。
ガソリンスタンドからキャンプ場までずっとオフロードかと思っていたのですが、さにあらず。実は快適な「誰も来ない」ワインディングが続いて凄まじく快適でした。途中道の真ん中に鹿が3匹いましたが。
天候に恵まれ、誰も来ないワインディングを飛ばしていると、「ああ、バイク乗りで良かった」としみじみ思いますねえ。
さて、キャンプ場の入り口からは当然オフロードなのですが、途中1マイルくらいはまあアップダウンはあれども大丈夫。ただ、最後の下りがのたくっていてキツかった。
荷物満載だし、こけたら馬鹿なので降りて押しました。
ついたら先客がいたのですが、プラグが死んだらしくキャンプを諦めて帰り支度中でした。その後友人を待つ事1時間。さすがに見慣れぬキャンプ場で17時を回って一人だと「怖いなあ。来なかったらどうしよう」と思いますね。
人間と同じ大きさのう○ことか落ちているし。ワイルドキャットとか、肉食獣がいるとか言われているし。
まあ、無事友人も来てくれたのでキャンプすることにはなったのですが、肉食獣以上に恐ろしいのはやはり人間でして。
先客で来ていた人が言うには、「ここ以外にもコースあるんだけど、あっちは閉鎖されたんだ。ライダーが銃で撃たれたから」
「なんですと?撃たれたですと?」
しかし、衝撃の事実を裏付けるに十分な証拠が、キャンプ場のあちこちに。
蜂の巣になった標識
ライフルと散弾銃の薬莢
アメリカでキャンプするって、いろんな意味でスリリング。
まあ、初日は良いもん作って酒飲んで寝るですよ。
モザイク処理なし
夜は見上げれば天の川。3つも流れ星を見ました。
キャンプは気持ちええのう。