生粋の関西人、native河内弁speakerのTakaの雑記。 大阪で生を受け、京都に学び、東京で修練す。 Missouriに遊学し、New Yorkで修行し、東京に戻った後、San Franciscoで収穫期を迎えることを目指しております。
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Sunday, November 28, 2010
Ducati Multistrada 1200に至る経緯 (3)
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そういう訳でDucati Multistradaに照準は絞ったものの、どこで購入するかも結構大きな問題。
住んでいる近所では、San Francisco市内に1つと、ちょっと南下したSan Jose近辺に1つ。どっちも見に行きましたが、まあこんなもんかなあというお店。
ところがfacebookでフォローしていたDucatiオフィシャルサイトで、北上すること1時間程度のところに、全米でも売上Topを毎年争うほどの大きな店があると知り、休日にドライブをかねて訪問してみました。
そのお店は、Hattar Motorsportsといい、ウェブサイトはこちら。
http://www.hattarmoto.com/
聞くところによると、オーナーはなんと28歳! 昔(といってもつい最近でしょうが)オランダでプロサッカー選手をしていたそうです。何か、すごい変わった成り立ちのお店。
ただ、ウェブをご覧頂ければ分かるように、すごい凝った作りの大きなお店。ウェブコンテンツもオーナーが手作りなんだそうです。他の店の素っ気ない店とウェブの作りに比べて、この店の特別さが伺えます。決して交通の便が良いわけではない(というか、車でしかいけない)ところにありながら、全米トップの売上を競う理由も分かろうというものです。
看板犬も店内を散歩する、とっても良い雰囲気のお店。
結局、紆余曲折はあったものの、ここで走行距離155マイルというほぼ新品の2010モデルのMultistradaを購入しました。
奇しくも購入日は、Thanksgiving明けの「Black Friday」と呼ばれる、全米上げて小売業者が安売りをする日。
残念ながらバイクにはそのような「もってけ泥棒!」プライスはありませんでしたが、約10%の値引きをしてもらったので、税金分は得したような計算です。
納車は週明けの火曜日です。1時間も離れたショップなので、運んでもらう予定です。
バイクのために車庫がある家を借りるくらいのめり込んでいるので、今から納車が楽しみです。
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Ducati Multistrada 1200に至る経緯 (2)
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さて、そういう訳でバイク探索が始まったわけですが、FZS1000にはGIVIのトップケースと、RSタイチのサイドバッグをつけて、テントとストーブを積み込んでキャンプツーリングを楽しんでいた私にとっては、「次はマルチパーパスモデル」であることは間違いないところ。
そうすると、当然の選択肢として、BMW R1200GS、Ducati Multistrada 1200、Yamaha Super Tenereが上がってくるわけです。当然、全て試乗はしました。MultistradaとSuper Tenereにおいては、奇しくも同じ竹芝近辺で開催された「お披露目会」にもちゃんと応募を出して当選し、見に行ったくらい積極的に調査していました。
乗り心地としては、やはり「日本車」の安心感があるSuper Tenereがベスト。他の2台と比べるとまるで電気自動車のごとく振動が少ない。GSは結構タイヤが細い印象。完成度合いは、その販売台数が証明するように高いんだろうなと思いました。
この2台に比べて、Multistradaは「振動がでかい」「音が大きい」というのが第一印象。
まあ、Ducatiにとっては当たり前の事象なのでしょうが、今までDucatiなんて購入の選択肢に一度も考えたことがないバイク人生だったので、「これって、これで完成品なの?」と思ってしまうくらいでした。
ただ、そのデザイン性。これだけはイタリア人に脱帽でした。ちょうどMultistradaとSuper Tenereは同じくらいの時期に市場投入のプレスリリースがあったのですが、Multistradaは一目惚れでした。それに比べて「ヤマハ、もっと頑張れよ、、、」と思ってしまった記憶があります。
そういう訳で、せっかくアメリカにいて日本より安い定価で買えるし、今なら円高だし、ということでMultistradaにすることにしました。簡単に書きますが、本当に延べ日数で1ヶ月以上はかけた検討結果です。(24時間×30日という意味です)
それくらい悩んだので、「もう、いい加減買ってもいいだろう」と思ったわけです。
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Ducati Multistrada 1200に至る経緯 (1)
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2010年8月に青天の霹靂でSan Franciscoに駐在することになったわけですが、私生活で困ったのが「現地でバイクをどうするか?」でありました。
当時乗っていたのはヤマハのFZS1000。2003年モデルを中古で購入したのですが、とってもお気に入り。サスペンションがフルアジャスタブルなので、私に初めてサスセッティングの重要性とその楽しさを教えてくれたバイクでした。
駐在にあたってFZS1000を持って来れるかどうか、日米の輸出入業者やヤマハ日本とアメリカ、アメリカの政府公認排ガス調整業者に聞いたのですが、どこも答えは「無理です」でした。
特に私が居住するカリフォルニアは、全米でも突出して排ガス規制がきつく、「他の州で購入したバイクを、カリフォルニア州では登録できない」という事態が起こりうるのです。その事実は、カリフォルニア州のDMV(日本で言う公安委員会)のウェブサイトにもきちんと記載があるのです。
なので、愛着があるFZS1000を手放さざるを得なかったのですが、さて、売却してからアメリカで次のバイクを何にするか?
幸いにも、今は$1=80円にもなろうかという円高の時期であり、日本ではとても高くて買えないBMWやDucatiと言った「外車」が手の届くところにある。
ここから私の「次のバイク探索」活動がスタートした訳です。
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本日よりSan Franciscoより、Ducati Multistrada 1200の情報を中心に発信していきたいと思います。
たまには海外生活の私的な事項も記載するかもしれません。
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