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Sunday, October 16, 2011

シェラネバダ山脈越え Part1

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前日金曜日に出張者の10名を囲んで飲み会をした関係で出発が8時近くと遅れましたが。


「シェラネバダ山脈越え。実行です」


がっつり東に向けて進路を取ります。先週行ったばかりのヨセミテ。毎週行っても良いところ。


間違えようの無い画像


写真を取ってもらったおばちゃんとおしゃべり。
おばちゃん「どこから来てどこへ行くの?」
Mr.T「サンフランシスコから、峠を越えてビショップです」
おばちゃん「凄いの乗ってるわねえ。Ducati?」
Mr. T「はいー」


という会話。今回の旅はこれ系のお声がけが多いこと多いこと。アメリカにも「ナンシーちゃん」はいます。しかし、「いくらちゃん」はいないようです。金額にはあまり興味ないようで、それより「何年式?」という質問が多いですな。


さて、ここまでは半年前に連れて行ってもらった道。ここからは初めての道。Tioga passをこえて、シェラネバダ山脈を西から東へ抜けます。
途中、「何回止まって写真とらなあかんねん」というくらいの絶景ロードです。


つるつるやね、岩肌


おなじみ、半分ドームですな


イメージは、中禅寺湖の戦場ヶ原


写真を挙げだすと、きりがないのですが。この道はえぐいなあ。バイク乗りなら人生で一回は越えないといけない道だなあ。




どこに道作っとんねん
この写真の風景を見た時に、初めてビビりました。何か、全て目に入るもののスケールが巨大なんですよね。自分が矮小に感じられて仕方が無い。


まだまだ続きますが、一回Read moreで折り返し



峠を越えたところで、三台のバイクを発見。おなじみのGS 1200 Adventureに加えて、前世代のMultiもいました。
で、案の定このおっちゃん達に絡まれました。
おっちゃんA「おー、兄ちゃん、エエのん乗ってるやん。新型やん!」
Mr.T「ええ、はい。そうです」
おっちゃんB「どうなん、これ?エエのん?」
おっちゃんC「見てみい、これ!兄ちゃんライト付けてるやん。明るいんかい?」
おっちゃんA「それより、このパネル見てみい。俺のんと全然ちゃうやん」
おっちゃんB「ちゃうなあ、全然ちゃうなあ」
。。。
以下、おっちゃん3人で喋べくり倒しておりました。大変楽しゅうございました。


峠を越えた後は、湖の周りなんかを走ります。ここ、まんまMultiの宣伝ビデオの「ツーリングバージョン」と同じシチュエーションです。顔がにやけて止まりませんでした。



正直、今迄にない感覚でした。全て目に入る風景が半端無くでかい。巨大。遠くにあるのに、押しつぶされそうです。
標高が高いので、息が若干上がるのも事実です。が、風景を見て押しつぶされそうに息が苦しくなったのは、中々無い経験ですね。
扉絵の一番上の写真なんか、「母を尋ねて三千里」ぽくないですか?こんなとこ、怖いですよ。


昼過ぎ4時前に紹介してもらった「温泉がある」宿に行ったのですが、生憎満員。
HondaのST1300と、Moto GucciのNorgeを乗っている夫婦がいましたNorgeって初めて見た。ほんでまた、これに乗っているのが奥さんのほうなのが素敵。


手前の赤い奴


残念ながら温泉宿は無理だったので、日が暮れる前に宿泊予定のBishopに向かいます。宿予約してないので、万が一満員だと困るので。
ただ、ここからそのBishopまでが超ストレートロード。最高85マイルとか出してみました。でも、まだまだ回る雰囲気のMulti。5,000回転から上だよねえ、Ducatiの本領は。そんなもん、サーキット以外では回せないけど。


無事5時くらいにBishopに到着。Comfort Innに宿を取ります。で、さっきの温泉宿でおっちゃんが「Bishopから少し南にも温泉あるで」と言っていたので、宿の兄ちゃんに聞いたら「ここから10分ほど南にあるよ」ということなので、荷物もほどかず早速向かいます。


日本の温泉宿とは似ても似つかぬ風景


中はこんな感じ


まあ、アメリカなので当然ですが、水着着用。手前はまんまプールですが、奥には浸かれる温泉っぽいのもありました。じっくり1時間程浸かってました。アメリカ来て温泉は初体験。


ということで、言葉では尽くせない感じの一日目は終了しました。安ワイン飲んで爆眠して明日に備えます。

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