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Saturday, August 4, 2012

Laguna SecaでMotoGPを見てきました!

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生まれて初めて、バイクレースというものを見に行きました。しかも、本場(どこでも本場かもですが)Laguna Secaであります!


場所的には、現在の住まいから2時間程度の距離。あんまり行った事がない地域だったので、思わず「バスの往復チケット、パッドック入場券付き」を$100程度で購入してしまいました。


のっけからこれが大失敗でして。実はLaguna Secaにはその名も「Ducati Island」という池に囲まれた広場があり、そこの駐車場まで自分のDucatiを乗り入れできて、ノベルティーが貰えるというチケットも実はあったのであります。


バス往復チケットを購入してからそれに気がついたのですが、残念ながらチケットには「名前記載。転売不可」が明記されていて、あえなくチケット交換は断念。
はなっからバイクレース見に行くのに、自走で行かない選択をしたのが馬鹿でした。


距離はこんなもん

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凄い霧の朝でありましたが、バスに乗る事3時間以上。無事到着。
そして、バスの運転手から「最後のレースのチェッカーが降りた、その瞬間から30分後、待った無しで出発するから、そのつもりで」というお言葉。


っていうか、私は日本の鈴鹿サーキットとかそういうところを想定していたわけですね。すなわち、中央入り口みたいなところがあって、そこでチケット渡すと同時に案内図とかタイムテーブルとか貰える、みたいな。
ところが、Laguna Secaはほぼ「ほったらかし」サーキットで、そんな中央広場みたいなものが見当たらない。
ぼっちで見に来た私は、「さて、どうしたものか?」としょっぱなから路頭に迷う羽目に。


しかも、そうこうしているうちに爆音を轟かせてバイクが走り出した。午前10時くらい。なにせ早すぎて何が何やらわかりませぬ。レースが始まったのか、ウォームアップなのか、何クラスなのか、まったく不明。
後からそれはMotoGPクラスのウォームアップと分かったのですが、どうにも何が起こっているか不明で落ち着きません。


流石にMotoGPがしょっぱなから始まるはずがないので、ぶらぶらすることにしました。そしてお目当てのDucati Islandに行ってみることにしました。
まあ、当たり前ですがDucatiだらけ。良いやねえ。


パニガーレエンジンの輪切り。コグドベルトではなく、カムチェーンが見えます


コロラドの大火災で延期になっているPikes Peak仕様のMultistrada 1200


親切なおばちゃんが「ほとんどストックと一緒なのよ。でも、クラッチだけはスリッパークラッチを付けるために乾式に変更してあるの」とのこと。


そんな感じでぶらぶらしておりまして、寒かったのでDucatiのフード付きパーカーを購入してしまいました。商売うまいねえ。


基本的にYamaha/Honda/DucatiしかMotoGPで走っていないので、その3社以外には目立った展示もなく。そろそろサーキットをウロウロしてみようと思い立ち、とぼとぼ歩き出します。


後半は折り返して

全景に近い感じ。レッドブルブリッジ




待望のコークスクリュー


しかし、このコークスクリューっちゅうのは、まじで化けもんですな。あんなところを100キロを余裕で越えるスピードで突っ込んで行くんでしょ?
気違い以外の何者でもないですぜ。
初見は「おーーーーーーーぅ。まじかーーーー」っていう日本語がつい出ました。


そしてバイク野郎たち一杯。


しかしまあ、本当にアメリカはDucatiが売れてますね。本当にそうだと思うのですが、何千台と来ているバイクのうち、一番多いのがDucatiでした。Multistradaも大人気。しかも一番お高いPikes Peak仕様が多い。お金持ちが多いのね。


パドックの中というところには、一部有名なメーカーの出店があり。


こちらはOakleyの内部。左のほうに人形の頭が見えますが、これに「他社のサングラス」と「Oakleyのサングラス」をかけて、BB弾をぶっぱなして「ほら、Oakleyは割れないでしょ」ってやってくれました。すげー。


右の奥に見えるトラックが、軍用車輛みたいですごい迫力


Ducati Islandの全景


以上に水の色がブルーでしたが、これは着色しているのではないかと想像されます。


で、そうこうしているうちに漸く14時になりMotoGPが開始。私はとりあえずシートが決まっているチケットを購入していたので、いそいそとそちらに向かいます。


そして、スタートグリッドあたりの入り口から観客席に登ろうとする、一番コースに近い場所に行って実感しました。
「爆音、半端ねー」であります。そりゃ耳栓必要ですわ。鼓膜やぶれまっせ。


サーキットは当然広いので、どこにいたって一部しか見えないわけですが、とりあえず一通りうろうろしたので、後はシートに座ってみることにしました。


たぶんストーナー


やはり、地元アメリカ、「ケンタッキーボーイ」こと、ニッキーヘイデンが人気でした。ちょうどメインスタンド前で前車をパスしたときは盛り上がりましたね。


さて、Sony Nex7の機能をもてあましている私ですが、流石に今回はレースということもあり、速写機能は覚えてきました。それを使ったのが上のストーナー(と思しき)写真とか、コークスクリューの写真とか。


で、最後にやはりロッシを撮影しようとおもっていたら、なんとなんと。最終ラップのコークスクリューで転倒したとのこと。
ニッキーのバイクにニケツで帰ってきました。


残念ながらニケツでのご帰還は撮影間に合わず。ぽつねんと置かれたGP12が物悲しい。


あとはお決まりのシャンペンファイトなんかを撮影


最後にまとめとして。
生まれて初めてレースを見に行きましたが、「楽しい」ですね。
私は別にスピードに興味があるわけでもないのですが、やはり「お祭り」感があるのが良いと思います。
しかも、この「放ったらし」感が良くて、みな好きなように好きな事をしており、レースをじっと見ている人のほうが少ないような。犬なんか連れて来ている人もいるし。
日本風にいえば、屋台がでてたりするともっと嬉しかったりしますが。


そういうわけで、一人上手に楽しく見に行ったMotoGPですが大変満足でした。
なお、ウェブ更新が1週間遅れたのは、アメリカにありがちな「南極のような冷房」の寒さの帰りのバスにやられて、風邪を引いてしまったからであります。




おまけ


$いくらかをはらってボールを購入し、右の青い板にボールが当たると、カゴの中にいる水着のおねーちゃんが座っている板がぬけ、おねーちゃんが下の水に落ちる、というゲーム。


とってもアホらしくてアメリカっぽくて良いです。しかも、おねーちゃんがそんなにべっぴんで「うひょー!」ってな感じにならないこの中途半端加減も良い感じです。

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